デジタル・ドレス

ファッション用語集

デジタル・ドレスは、2Dのパターン、3Dのデザイン、レンダリング・ソフトウェアを組み合わせ製作したドレス。

技術用語、素材用語。

ユーザーは、被写体となる人物の画像を送信します。その画像に対してドレス画像を合成し、完成したドレス画像をユーザーに送ります。

つまり、画像のなかで被写体が実際にドレスを着ているように見えます。

この仕組みの原理は、2Dのパターンを元に3Dのデザインを作り出し、レンダリング・ソフトウェアを使って被写体の画像にドレスを合成することにあります。

ドレスの画像は被写体の画像とシームレスに(境界がわかりにくく)統合されています。

このような技術を用いることで、被写体がドレスを実際に着ているかのようなリアルな見た目を実現することができます。

デジタル・ドレスはファッションの新たな可能性を開きます。

実際に試着することなく、さまざまなスタイルやデザインを試すことができます。

これまで、この技術やファッションは試着用に留まってきましたが、これからは、SNS投稿用などインターネット公開を意識したファッションの一環として定着しそうです。

ドレスのイメージが被写体のイメージとシームレスに融合し、リアルな外観を作り出すデジタル・ドレス技術の原理とは?

次のYouTube動画から、デジタル・ファッションの雰囲気を感じ取ってください。

  • The New Reality of Fashion is Digital | Gala Marija Vrbanic | TED:服を選ぶ?バーチャル世界のためにデザインされた、奇妙で素晴らしい新しいファッションの世界。この新しい分野のリーダーであるガラ・マリヤ・ヴルバニックが、TikTok、Instagram、メタバースなど、あなたのデジタル・チャンネルで着ることができる服を紹介し、ファッション、アイデンティティ、自己表現の創造的な可能性を無限に広げる方法について語ります。
  • In China, the Future of Fashion is Digital:中国のデジタル・ファッション・デザイナーの先駆者たちは、私たちが身につける衣服との関わりを再構築。このデジタル・ファッションのトレンドは「小紅書」で展開されていて、最先端のデザイナーやファッション・レーベルが、これらの製品を購入し着用する消費者と関わっています。

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